─侵食─悪魔のような男

ある日の明け方、ユウリはお腹に感じる違和感に目を覚ました。



「劉兒…お腹なんか変…陣痛かも?」



じわじわと感じる痛みとお腹の張り、間隔はあいているものの初めて出産にユウリは緊張していた。



「大丈夫か!病院、病院、電話、電話…って荷物はどこだ?!」



そして此処にも本人以上に動揺する男が1人。



「劉兒っ落ち着いてよ…まだ大丈夫だからとりあえず電話して」



「あっあぁそうだな…電話、電話…」



病院に電話を済ませ荷物を持つと、部屋を後にした。
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