─侵食─悪魔のような男

自分の腕の中で頬を擦り寄せ、幸せそうに眠るユウリ。



そんなユウリを見つめる劉兒もまた幸せだった。



優しく頭を撫でてやると、更に頬を擦り寄せる。



そんなユウリの行為が、劉兒にはたまらなかった。



「クスッ…可愛い」



この上ない幸せを感じながら瞳を閉じた。



目覚めた時、彼女がどんな反応を示すか楽しみだ…



愛しいユウリを抱き締めたまま、劉兒は眠りについた。
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