新時代神話
東暦4年



世界中に特殊学園が設置された。

その学園は魔術、超能力、陰陽道の使い手を育てる学園である。

学園は素質が僅かにでもあれば、貧しい人も入れることもあり、人気があり、卒業後も世界中で数々の利益を生み出している。







「これが特殊学園施設の概要です。」


今まで学園の説明をしていた男性が幸大を見る。


「で、それが俺に関係あると?」

「はい。

ゼウス様より、休暇を兼ねて学園の調査を依頼する。

との事です。」

「休暇とは言わないだろが。」

「そのため、この学園に入学して頂きたい、とのこと。


勿論、入学手続きは完了しております。」


「否応なしってか。」

「それから、この学園の統括者はこちら側の人間であり、依頼の大元でもあります。」


「なら、他の奴でも良いだろ?」

「それが、神の力は魔術、超能力、陰陽道のどれにも属しませんから。」

「…。

そうか。俺には神獣、聖獣、魔獣の力が入ってるからか。


まぁ、退屈してたんだ。行ってやるか。」





「ふむ、行ったか。

幸大も神だ。心配のしようが無いが、休暇として与えたのだ。楽しんで貰いたいのだ。」
< 5 / 194 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop