守り抜くもの
出会い
1‐A……1‐A……



入学早々迷ってしまうあたし。



「1-A……1-A……どこだよー!」



怒りのあまり石を蹴ったそのときだった



「痛てぇ!……1-Aはそこ」



「わっ!!すみません。……ありがとうございます。」



ベンチで寝ていた先生らしき人に石をぶつけてしまった。



「あ、あの~……え~っと……」



怒った先生(?)を目の前にしり込みする。



「気をつけようね。ほら、チャイム鳴るから」



笑って答えてたけど、目が……笑ってないよ。







キーンコーンカーンコーン



あっ、遅刻決定じゃん!



一礼して急いで教室へ入った。
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