唇を塞いで



あたしは京の腕にある何かの模様が描かれた入れ墨を撫でなからきいた



「なんで?」


「普通科の人達も彼女に抱きついてるから」


「当たり前じゃん」


「へぇ」


何でこんなことを聞いたのか
あたしにもわからなかった




あのあと、すぐ海から出て、
あっという間に学校



「土曜空いてる?」


京のいきなりの言葉


「空いてるよ?どうして?」


「俺の親が詩希連れてこいってうるさいから…来ない?」



親?
ってことは…





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