唇を塞いで
京が握ってくれてる手だけが頼りだった
「そんな固くならなくてもいいよ」
「む、無理。あとどれくらいで着くの?」
「もう着いた」
は? どこ?
あたしはキョロキョロしながらも心拍数がかなり上がってることに気付いた
てかさ……
家ってどこ?
だってここ病院でしょ?
しかも、病院の隣には豪邸があるだけだし
まさか…… 京って病気なの?!
「京!!どうして言ってくれなかったの!!」
「は?」
は? じゃないよ!!