トライアングル・ラブストーリー


「そんなの知らないわよ!あなたの事が忘れられないとかそんなことじゃないの?」


そんな…


もう半年もたってるんだから、そんな訳ない


部長に限ってそんなこと…


「私はまだ諦めてないんだけどなぁ」


そうぽつりと呟いた綾乃さんの顔はどこか寂しげだった


「そうだったんですか…。うまくいくといいですね」


口ではそう言いながら私はある決意をしていた



< 127 / 137 >

この作品をシェア

pagetop