雨に恋した華 〜君とずっと〜
「な、何……?」


両手を拘束された事で、僅かにしか感じていなかった不安が急に大きくなった。


初めての事に戸惑って、どうすればいいのかわからない。


虹ちゃんから視線を逸らせずにいると、彼がゆっくりと口を開いた。


「お仕置き」


「え……?」


「村上さんに告られて、OKしようとしてただろ?」


すっかり忘れていた事だったのに、虹ちゃんに指摘されて記憶が蘇って来る。


思わず動揺して、彼の瞳を見られなくなってしまった。


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