王子様の甘い誘惑【完】
「本当はずっと自分の胸にしまっておこうって思ってたんだ。だけど、理生の悩んでる姿……もう見たくないから。最近の理生、全然元気なかったでしょ?」
「サヤ……」
「だから、理生が気にすることなんてないんだよ」
あたし、やっぱりサヤと友達になれてよかったよ。
連絡先を交換した時、あたしの携帯を見て優しいフォローをしてくれたよね。
あの時、高校の友達第一号がサヤでよかったって思ったの。
今、もう一度再確認したよ。
サヤ、ありがとう……。本当にありがとう。
あたしの友達第一号になってくれて……本当にありがとう。