王子様の甘い誘惑【完】
理生へ
蓮くんとの生活、思いっきり楽しんでね。
お母さんより
「……って、なにこれ!!」
何をどうやって楽しめっていうの!?
ていうか、他に言うこととかないの!?
ずっと自分は箱入り娘だと思っていたけど、勘違いだったの!?
「……もう!何考えてんのよ!!」
一気に頭に血が上ったあたしは、その手紙をグシャグシャに丸めてゴミ箱に放り投げた。
そして、そのまま怒りに任せて携帯を握りしめて家に電話をかけた。