ミルク

勇気を‥


私はずっと緒杜くんのことを考えていた。

そのせいか、お昼休みになっていた。


「屡那、緒杜にメールしてみろよ」

椿が来て私の顔を覗き込んできた。
なぜかまたニヤケていたけど‥

「だって緊張する‥」

「大丈夫大丈夫!緒杜の性格は大体分かってるだろ?」

「‥うん」

緒杜くんの性格は信頼している人には優しく、信頼していない人には冷たい。

前に奈麻ちゃんに教えてもらった。

私は緒杜くんに信頼されているらしく奈麻ちゃんに「よかったね」と言われた。
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