ミルク

「もういい!!!李架帰る!!弥生さんなんか大っ嫌い!!!」

李架さんは叫ぶと私を指差した。

「神崎屡那!!あんたみたいな女に緒杜は相応しくない!!!絶対奪うから!!あんたなんか…李架が握り潰す」

李架さんの目は真っ赤だった。
憎しみと怒りの目‥


「神崎さん‥ごめんなさいね」

「いえ‥」

私が言うと弥生さんが「この後、時間ある?」と尋ねてきた。

私は返事をし、弥生さんと共にお店を出た。

弥生さんの車で弥生さんの家に向かうことになった。
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