【短編】アタシは商品

「う~…これで良かったのかなぁ……」


何度も家の鏡でチェックしたハズなのに、アタシは駅のトイレでため息を着く。


あの2人でご飯に行ってから数日後。
ネズミーに一緒に行く日になってしまった。

その間アタシは、プライベートの携帯に毎日些細なメールを送っていた。

メールが返って来ると嬉しいって思ってしまう。


他の子が知らない彼のプライベートの連絡先。
ちょっとだけ、自分は“特別”なんじゃないのかと錯覚しそうになる。。。。



(洋服も気合い入れすぎって思われて引かれたく無いし……。
でも、可愛いって思われたいし……)


複雑な乙女心(笑)

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