君のことを想いながら
「レイが、死神になったのシズカさんの為なんでしょ??だったら、最後まで頑張りなさいよ!!」


涙目になって話すヨク。


「……………。」


「ふぅ、この話は終わりにしましょう。」


ヨクは、急に大人びて言った。


「話はそれだけ??私、もう行くね。あと…、私たち、死神は人の命を延ばすことはできないよ。死神と神様を間違えないで…!!」


「…悪かったな…。」


ヨクは、飛び去った。


何してんだか…。


本当に…。


俺が、サキの命を延ばすように頼むなんてな…。


何してんだ…俺…。


俺の、都合でサキの命を延ばそうとして…。


一人だったら、
残された人間は
どうしたらいい…??


シズカ…。


俺は心が弱かったのかな…??


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