好きです。





「やめてください...お願いです」




先輩が一生歩けなくなっちゃうかも...


涙がぽろぽろ止まらない。



「俺...後悔したくないんだ。
 今は今しかない。
 できる限り、頑張ってみたいんだ。」



先輩はとても真剣な顔をして、


フィールドに走った。




それからの3分間は、


とてもとても長く感じた。














先輩は時折ふらつきながらも、




ゴール前まで移動した。


























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