幼馴染みのお隣さん







「応援してくれる?」

沙希の声が頭の中に響く。



オウエン…?

ナンノコト…?



惚けたい。

応援するくらいなら、惚けていたい。



だけどあたしは―――

「うん、応援…する、よ…」


目の前で幸せそうに話してる沙希を、

晴樹先輩が選んだ相手を―――




裏切る事なんて、出来なかった。





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