同棲彼氏
しかも、中にあった下着屋の名前をよく見たら『sharp♯』になっていた。



「何ここ、sharpの仲間?」

「そう」

「変態!!」

「違う違う・・。下着は俺がデザインしたんじゃねぇよ・・・。とにかく好きなの選べ」



真湖斗は指をお店を指して言った。



「あとでネックレス買ってやるよ。だからそのネックレスはもう着けるな」



・・・やっぱり、気にしていたんだ・・・。



私は黙ってネックレスを外した。



真湖斗は、それが私の機嫌を損ねたのかと思ったのか



「ゴメン・・・。束縛しすぎだよな・・・」



と、シュン、とした感じに言った。



何だか可愛い。



「え?全然?私が元カレに貰ったのを今カレに見せたのが悪いんだし・・・」



私がそう言うと、真湖斗は元気になった。



「そうか!じゃ、何でも好きなの買え」



私はニッコリ笑ってお礼を言った。



「じゃ、買うから出てってねー!!」

「はいはい・・・」



中では大混雑。



Makotoって凄いんだね・・・。



私はとりあえず店内を物色。



私は気に入った下着を見つけた・・・はずなのに。
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