同棲彼氏
朝食の後、真湖斗は洋服のデザインを始めた。



それと、アクセサリーのデザインも。



どうやら、昨日約束した、オリジナルをデザインしてくれているらしい。



「ついでにコスメも作ってやろうか?」



真湖斗がそう言ったけど、私は断った。これ以上はお金かけられません!



そして、そのあとしばらくしたらデザインが出来上がった。



凄い!



だけど、真湖斗が言うにはカンタンだったんだって。



服のデザインは、私が昨日取られた、元々あった服にアレンジを加えただけだし、アクセのデザインは服のデザインより楽しいからすぐに終わるんだって。



でも、真湖斗は凄い。真湖斗は女の子じゃないのに、女の子のアイテムも作る事が出来るなんて、凄すぎる。



男の子用のもたまに作ってるけどね?それでも極たまに。



「お疲れ様」



私は真湖斗に紅茶をいれてあげた。



真湖斗は、私にお礼も言わないで紅茶を啜(すす)り始めた。



お礼言うの、恥ずかしいのかな・・・。



「優美も飲めば?」



真湖斗に言われて私も紅茶を飲んだ。



おいしい・・・。



「この紅茶、うまいだろ?高かったんだ」



そうなんだ・・・。



私は、そんなこと全然知らずに勝手にやってしまったのですね・・・。



ごめんなさい・・・。
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