双子くん×双子ちゃん
「あのねっ、お母さんが大事な話があるんだって!」
あたしは
メールを打ってる紬に、簡単に用件を伝える。
「大事な話?……ふーん。」
と、全く興味なさそうに返す紬。
「ふーん、って紬ぃ…。わざわざ呼びに来たんだよー?」
「……だって、あの母さんのことだもん。どうせまた、くだらない話でしょ」
…まぁ、そんな気がしないこともないけど。
「と、とにかく行くよっ」
あたしは紬を無理矢理
リビングへと連れてった。