汚レ唄



中学3年になった。





受験生の私には悩みがあった。


それは、蒼が生意気になったということ。


あんなに泣き虫で、すぐに甘えてくる蒼が、まるで幻覚でも見ていたかのように、今では『生意気』と言う文字に更に『生』を3つつけたくらい、『生生生生意気』になった。


ようは超生意気!!





どうしてかはわからない。


だけど、
確実に、蒼よりも生意気な奴はみたことがないっということは確かだった。
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