ヒミツの恋の方程式
と同時にちゅっ…かすかな音と共に耳に触れる聡の唇。


その瞬間


「んっ…」


甘い痺れがあたしの背中を突き抜ける。


「雫。
この後、どうしてほしい?」


無駄だってわかってるのに、身をよじるしかないあたしの耳に囁かれる低い声。


「ここ1週間。
何にもできてなかったし」


ふっ…と、優しく吹きかけられる甘い息。


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