ヒミツの恋の方程式
それなのに聡は、学校でもどこでもおかまいなく、みんなの目を盗んでは甘い誘惑を繰り返す。


「…や…待って…聡…」


みんなもうすぐ来ちゃうし
こんなんじゃ…すぐ…


「みんなにバレちゃうよ…」


ヒミツにしてる意味がない。


あたしが身をよじらせて、わずかばかりの抵抗を試みても…


頬をくすぐる柔らかい茶色の髪に


ふわっと香る優しい匂いに


胸がきゅんとして
ドキドキして


…顔も体もボワボワっと熱くなる。


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