GIVE IN TO ME



「俺が…?」


「そうよ


 変な詮索はあんた達いろいろしてるみたいだけどね




 少なくとも夢羽が見てほしい見方はしていない」



「何を根拠に」


「人間はね」




 声のボリュームをあげて黒髪を牽制する





「人から頼られるほどの喜びはないのよ


 それくらい自尊心ってのは厄介なわけ




 だけど、それと同じくらい依存心も強いの


 つまり頼られたらその分誰かに甘えたいの」





 あんたらはちゃんとそれをしてた?




 納得のいかない目で黒髪がじっとこっちを見てくる




 
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