ココロ

純粋

「なんでよ!」
バシッ
強烈な音と共に、一人の少女の泣く声。
「やめてよぉ…本当に。お願いだから…」
「あんたがあたしの服引っ張るからじゃん!あ~もうこれ、お母さんに言ったらもも、どうなるかわかる?」
最悪の女だ。
だが、まだガキだった私には、自分は正しいと思っていた。

「ごめんね…。ごめんなさい。本当に。だから言わないで!…。」

「もう、ももなんて知らない。マジむかつく!」

それから私は、ももとは一週間程口をきかなかった。
「あっ」
< 3 / 3 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop