社長とあたしの秘密


「やっぱ社長さんはモテるよ〜!それにもともと目立つのに今までよりも上に立つから余計にね」


「モテても私には関係ないしー」


ちょっとつーんと言ってみる。


まぁあんなにかっこよくてしかも社長。


男女共に注目するに決まってるよね。

私でも憧れるもん。


さっきの私のネガティブ発言は無視して
由華はニヤニヤしながら


「七望よかったじゃん!今日からイケメン社長を独りっ占め〜」


「そんな独り占めなんて大袈裟な。。。みんなの目線がこれから怖いし」

由華は私の発言に呆れてるみたい。


「もー!!たとえどんなふうに見られたとしてもいい男と一緒にいられた方がいいに決まってるでしょー」

「そ、そう?」



この通り、由華は面食い。

高校の時なんか、カッコイイ人を見つけては自分から告白して付き合ってたくらい。

まぁなんとか私がとめたんだけど。。。

由華もかわいいから向こうもすぐOKしちゃうし、告白されてるのもよく見かけたな。









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