太陽とお月様
アタシは悠の元へと駆け寄った。
「悠!ごめん!寝坊しちゃって…」
悠はなぜだか無言だ。
「悠??」
「あ!ごめんごめん!いいよいいよ。女の子は準備に時間かかるもんね。」
悠はなんだか早口
「ホントごめんね!!」
アタシはもう一回頭を軽くさげた。
「ってか…」
「ん?」
「なんか学校と雰囲気ちがうね。」
赤い顔をして悠が言った。
「そうかな??えへへ!ちょっと張り切っちゃった…」
悠はみるみる顔が赤くなる。
「変?…かな?」