。・°°♡♥双子の王子様と天然なお姫様♥♡°°・。
「もくげーき」
「聖斗、やっちまえっ!!」
突然屋上に出てきた沙耶と沙樹。
なになに、このタイミングの乱入って?!
聖斗くんは頭を抱えてもう少しだったのにとか言ってる。
何が、もう少しだったのかなっ?!
「お邪魔して、ごめんね」
「い、いや…いいんだけど…。どうしたの?」
「電話」
そう言って手渡されたケータイは來玲乃のもの。
「これ、來玲乃の?」
「うん、学級委員で忙しいから変わりに渡してきてって言われたの。ずっと、保留になってるって」
「は、はぁ……。で、誰から?」
「出ればわかるよ♪」
誰だろ……?
そう思いながら、電話にでる。