彼は対人恐怖症。



 「ユリカ!」

 「おはよ♪」

 ユリカは私の目の前の席に座ると、私の頬をつんつん、とつついた。

 「で?なんでニヤけてんのよ」

 「に、ニヤけてなんかないもん!」

 「いや、思いっきりニヤけてた。なんかあったの?」

 そのとき、頭に浮かんだのは和の顔。

 ユリカになら…話してもいいかな?

 「あのね……」



< 28 / 33 >

この作品をシェア

pagetop