執事様!愛して下さい!


『てめ…』

頬を押さえながら睨む仁さん
私は相手と目を合わさせずにしゃがむ


『…来ないでください、てかもう、出てきます』


『っは…いいのかよお前。家なくなったんだろ?』


『…いいです、彼氏んちいきます』


『…悪かった』


『へ?』


そういって出て行く仁さん
なんだったの…




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