ヒミツの恋愛
放課後の資料室
アタシはちょっといら立ちながら職員室に向かった。
もう、ムカつくよあの先生っ!しかも、ちょぉーウザイなぁ。

《ガラガラッ》

「失礼します。伊東先生何かお呼びですか。」

アタシは嫌だったけど一応、聞いた。

「あぁ、資料室を手伝ってもらいたい思います。」

「はぁ~。」

なんでアタシなのぉ~!なんだよぉアイツゥウザイィ~!
そんなことを思っているとアイツが耳元に近づいてきた...そしたら.....

「朝の仕返しだ、バーカ!」

チクンッ。

アタシのどこかの糸ちゃんが切れた。
ウザイィ。サイアクだ。バカヤロー!

「なにぼーっとしてるんですか、早く行きますよ。」

「あっ、はいっ。では失礼しました。」

《ガラガラッ》

「はぁ。敬語って意外に疲れるな。」

アタシはそんな話を聞き流しながら先生に聞いた。
「なんで敬語疲れるんですか。」

「えっ、だってなんか疲れるじゃない?」

戸惑ってる姿がなんかかわいいなぁ.....ってなにそんなこと思っているのよ。アタシは.....。

「あっ、それと七瀬も今、敬語使わなくても別いいよ。」

「えっ、あっ、うんっ。なんかありがとっ」
アタシは慌てお礼を言った。
でもアイツにお礼をアタシが言うなんて絶対おかしいけど。

「お~い、もう着いたぞ。ここだな。」


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