破壊から生まれたもの【実話】
透明な光線
体はまるで鉄をまとっているかのように、重くて一歩歩くのでさえ疲労感を覚える…。

高いビルを見上げ自分の小ささを、思い知らされる。自分が独り生きてく事に光をみいだせなくとも、この地球にはなんの影響も、生きたアカシすら、ほとんどの人は残らない…


いったいなにを目指して、なにを求め、自分の最後の時がいつ訪れるのかもわからずに、ショウコリモナク人が人を産む、生み出されたこの醜い世界で、生きさせようとする。

それはまるで、罪のない人がロウゴクに、入れられたような気持ちだ………




ただ愛情が欲しかった…優しいまなざし…



ココロが欲しかった…

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