ピュア☆ラブ
目的の場所から帰ると
祐輔とご両親とが、
ガラスの向こうの無菌室を
じっと、見つめていた
「隼人、何やってたんだよ!
香澄…
さっきより、容体悪くなってんだよ…
くそっ…もう…ダメなのかよ…」
肩を落とし、
俯く祐輔…
「そんなワケねえよ、
香澄は、結構強ぇんだぜ…
そんなコト、あるもんかよ…」
ポケットに手を入れ
その中の小さな箱をギュッと握りしめる
そして…
無菌室から出てきたアニキに、
俺は、あることを頼んだ…