恋心♥上昇↑↑
そんなことは今はどうでもいい。

うつ病になるかならないかなんて。

アタシにはケイタくんっていう少し変わった不良の彼氏が居るんだから。

自信持たなくちゃ。


「ただいまッ。」

小さく吐き捨てるように言うとお母さんが邪魔者が来たという目つきでアタシを見て来た。

「あぁ、帰ってたの。」

「別に・・・。」

アタシとお母さんは呆れたくなるほど仲が悪い・・・。

昔は普通の親子だった。

だけど今じゃ家でも外でも邪魔者扱い・・・。

多分見方は朝にしか見ないけどたまに夕方に見るお父さん、李乃、ケイタくん・・・。

カエデはよく分かんないけど、数人くらいだと思う。

でも今は、

ケイタくんが傍に居てくれる。

そう思ったら少しだけ心が暖かくなったような気がした。
< 19 / 83 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop