恋心♥上昇↑↑
取り合えず、嫌われて、よかった。

これで、よかったんだ。

なんか、食いもん買ってこよ……。

♪    ♪    ♪

誰だよ。ケイタか。

電話に出ると、案の定ケイタだった。

『フウ。今から会えねぇ?』

「別にいいけど。なんか用かよ?」

だけどケイタは、俺の質問には答えず電話を切った。は?ふざけてんのか?コイツ。

取り合えず家を出ると俺の家の前にケイタがいた。

「よぉ。フウ……。」

いつもとは少し違う雰囲気を醸し出しているケイタに正直驚いた。

「なんか用?」

「ちょっと面貸してくれる?」

そう言って歩き出したケイタの後を歩く。

しばらく歩いて着いた、周りに田んぼしかない静かな場所。

急に止まるケイタに驚きつつ冷静さを保って止まった。なんで、呼び出されたのか俺でもわかる。どうせ、ミサコのこと、だろ?

「ミサコちゃん泣かせてんじゃねぇよ。」

「泣かせて何が悪ぃのかよ?」

悪いに決まってる。特に女なんか。ただの挑発。

「ザケンナっ。」

そう言って俺を殴ってきた。

まあ、俺が悪いんだから仕方ねぇけど。

「何だよ、一発だけかよ?」

わざと挑発させてんだ。

マジで殴って欲しかった。

別にMじゃねぇよ?
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