病弱少女と学級委員長。

次の日。

入院となった私はやることもなく暇をしていた。

美紀は今日定期検診の日のため午後からしか病室には戻らないらしい。

「・・・」

空をながめると雲が1つもなく、とてもきれいだった。

「もうすぐ空を眺めることできなくなるのかな・・・」

災厄のことを考えてしまった。

手術にしっぱいしたら・・・。

手術に成功しても意識が戻る確率は微妙らしい。

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