病弱少女と学級委員長。
教室にはチョークで黒板に文字を書いている音が響いている。

「こう書く。皆仲良くするだぞ?それと、百合花さんは身体が弱いから気をつけてくれ。」

「それじゃぁちょっとした自己紹介をしてくれ。」

「はい。」


「私は生まれつきの病気があり、走ることも出来ないんですが、友達を沢山作って楽しく過ごしたいと思います!よろしくお願いします!」

「ありがとぅ。じゃぁ、1時間目は自習だ。鈴木の席は窓側の2列目な。」

「はい。わかりました!」

「よし…南城!この自習の時間に鈴木に校舎案内してやれ。さわぐなよ?」

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