何度でも君を・・・
でも、男の力には勝てなくて。
両手を頭の上まで持ち上げられた。
なんで…っっ??
やだよ…
誰か、助けて…
「雄輔…っやだ、やめてっ!!!!」
「なんで?俺らもう2ヶ月も付き合ってんだぜ?もういいだろ」
雄輔の顔が…氷のようにつめたい表情になる。
雄輔は、あたしのからだだけが目当てなの?
「あたしは、やだ!!!」
あたしは必死に抵抗する。
雄輔は、今までみたこともないような顔で笑っていた。
怖い…。
雄輔が、怖い。
誰これ…ほんとに雄輔…???
助けてよ、誰か…。
こんなときに限って、道には誰も歩いてない。
雄輔…
「ゆ、すけ…雄輔!!!!!!」
あたしは思いっきり雄輔の名前を叫んだ。