何度でも君を・・・



ある日の放課後。



高谷と話してたら、突然、若葉が…




「ねぇ~、高谷君って、舞と仲良いよねぇ。なんで??舞のこと好きなのぉ??」


若葉の驚き発言。




「…そんなんじゃねぇよ。ただ仲良いだけ!」



…え??


やっぱ高谷はあたしのことなんとも思ってなかったんだ…



若葉は勝ち誇ったように笑った。



「高谷君は、彼女か好きな人いるの??」



「いねぇよ」




「そっか。じゃぁ、あたしと付き合って??あたし、転校してきてからずっと高谷君のこと好きだったの!!」





「え…マジで??」


高谷、気づいてなかったのかな…。


それとも、気づいてないフリ??




「うん!!!」




どーしよ…このまま付き合っちゃうのかな…?


な…なんか泣きそう。



やっぱり、好きな人が告白されてるとこは見たくないよ。






< 41 / 451 >

この作品をシェア

pagetop