何度でも君を・・・
☆その後

誤解……?

-零side-




さっきと同様に階段を音を立てておりる。




見ちゃった見ちゃった見ちゃった!!!




あの2人付き合ってたんだ…



言ってくれればいいのに。





あ…もしかして舞、あたしのこと嫌いなの!?




どぉしよどぉしよ…




あたしたち姉妹なのに…




毎日顔合わせるのに。



てか、あたしなんかした!?




わかんないよぉ。




頭が混乱したままリビングに戻ったら、ママが買い物から帰ってきていた。




「あ、零。誰かお友達来てるの?」




「えっ!?あ…うん…」




明らかに友達じゃないよね…



「じゃぁこれ持っていかなくちゃね。」



ママがジュースを持っていこうとしている。



「だ、だめ!!」




あたしは咄嗟にママを引き止めた。



「え、なんでよ??」


ママが不思議そうな顔で言う。




「あ、えっと…い、今真剣な話してるから、邪魔しちゃ悪いかなって…」





最後のほうは声が小さくなってしまった。



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