止まらない、この気持ち
《Chapter4》

*幼なじみの出現




それからテストも無事終わった。


栗野のおかげで苦手な数学も今までで一番いい点数をとれた。




帰り道、友美にあの時のことを詳しく聞かれた。


話さないとだめっていうからいちよあたしの中での全部を話せるだけ話した。



「そんなことがあったんだ〜、良かったじゃん」


「いいのかわかんないけど…」


「順調に進んでるよ、あとはもう告白だけだね!!」


「うん……、っえ!?こっ、こくはく??」


友美なにいってんの。


告白なんてあたしにできるわけがない。

まともに恋したのは初めてだし、そんなこと絶対できない。






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