○○ the Dream


「これから、禁断の魔術を開始する。」


パチン……。


りょうやが始まりの合図を出した。


そして、唯から少し離れて、魔術書を取り出した。


「ジュン……。」


不安そうな目で見てくる。


「安心しろ……。りょうやの虜になっちまっても、絶対救うから……。」


唯にそう言った。


そう……絶対に、唯を助ける!!


そう自分に誓った。


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