未定
未定





ホームルーム開始のチャイムが鳴る。

私は、いつものように席に着き、いつものように彼を目で追った。

彼のクラスは隣。だから急ぎ足で教室を出てしまった。

追っていた目は行き場をなくし、自然と下を向いてしまう。

肌に触れるメガネをは、いつもより冷たく感じた。




< 6 / 9 >

この作品をシェア

pagetop