双子様の恋愛
*來堵





さっきのはさすがに菜架傷ついたんじゃねぇかな…







なんて考えながら歩いてたせいで前方不注意。








「來堵ぉ~!!」







って言いながら抱きついてきた女。





軽くパニック…




誰だよお前。






こけそうになったせいで背中に手をまわしてしまった。







こんな不幸な出来事が、俺にとって一番の不幸に繋がるなんて思ってなかった。









「久しぶりだねっ!」

「まじ誰?」

「本気で言ってる?」

「あぁ。」

「仕方ないか…。あたし、來堵のために死ぬ気でかわいくなったの。」

「だから、誰だって。」

「玲子。高橋玲子。」

「は?玲子…?」






そりゃわかんねぇよ。





だって昔はぽっちゃりだったし。





何も知らないような清楚系だった。








「お前転校して…終わっただろ。」






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