明るい光。

保健室



今日はテストの返却があった日。


私は何もしていない..
ただ座って本を読んでいただけなのに
クラスの男女数人に呼び出され
好き勝手殴られたりした。


その人達もまた..
罪悪感など無さそうに..
ただ、テストの結果がよくなかっただけで私をストレス発散道具にした。

今日はいつも以上に酷かった。
30分間くらいだろうか..?
ただただ、殴られっぱなしだった。
そのせいでもう全身痣だらけ。

私は重く負傷した右足を引きずりながら
保健室へ向かった。






「..失礼します...」


保健室には誰もいなかった。

..そういえば今日養護教諭の先生は出張..だったっけ。


救急箱から消毒液や絆創膏を取り出して手当てをした。
その後、冷凍庫から保冷剤を出し
強く殴られたところを冷やしながらベットに横になった。


ここのベットはふかふか気持ちが良くて..
学校で唯一楽になれる所だった。



私は安心して...


いつの間にか眠ってしまった。
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