ピュアハート 2
「怖い?」
と聞くと、こっくりと頷いた。
「怖く…ないから。」
そう言ってマコを抱き上げ、ベッドに下ろした。
マコの上に覆い被さろうとしたら、「待って。」と止められた。
「?」
「念のために部屋の鍵かけて。」
一度ベッドから下りて鍵をかけた。
カチ…
ゆっくりマコの上に覆い被さり、おでこ、頬、首筋…とたくさんキスをした。
胸元にキスをしようと顔を近付けると、またあの甘い匂いがした。