ピュアハート 2
「リュウさんて上手だね。手際がいい…。何でそんなにできるの?」
「さあ、何故でしょう?」
「うわあ、このおダシおいしい。」
上機嫌で旨そうに食べるよな。
自然に笑みが溢れた。
時計を見ると、もう8時半。
昼の部のお芝居に行ってるにしては、ちょっと遅くないか…?
「連絡とってみれば?遅すぎないか?」
「…うん。」
ケータイを取り出した。
「あれ、メッセージが入ってるよ。」
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