ピュアハート 2


「暴れたから喉渇いた。お茶ちょうだい…?」

優しく言うと、

「…しかたないなあ。」

と口を尖らせながら出してくれた。


ほら。優しく言ったらすぐ負けるじゃないか。だからお前は俺には勝てないんだよ。



「部屋行こ?」

「うん。」

素直に返事をするマコ。

ベッドに入って、しばらく黙って目を閉じていたけど、夕方寝たからちっとも眠たくならない。



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