初恋は前途多難! ~朗らか社会人とメイド女子高生 【1:出会い編】
『――うん、決めた』
そして何かを決めたようにシンさんが呟く。
『やっぱり、さくらちゃんにお礼がしたい』
「え……?」
『もしよければ、今度、ぼくのために時間を作ってくれないかな? さくらちゃんにどうしてもお礼がしたいんだ』
ダメかな? って言われて、
「えっと、その――……」
色々と考えているうちに、
『あんまり大したことは出来ないし、嫌だって言われたら仕方がないけれど、さくらちゃんが少しでもぼくに時間を預けてもいいって思ってくれたら、ほんの少しの間だけ、お礼をさせてほしいんだ』
シンさんの言葉が続き、あたしは少し黙って考える。
『……やっぱ、ダメかな? まぁ、畳み掛けるように言われても迷惑だよね。ごめん――』
「そんな――」
シンさんの「ごめん」って言葉に、あたしの胸はずきんとしてしまう。
「シンさんに謝られるようなこと、何もないです。あたし――」
一瞬、お店のお約束とかが頭を過ぎったけど。
「――来週の土曜日なら、バイトもお休みです」
考えるより先に、言葉が出ていた。
そして何かを決めたようにシンさんが呟く。
『やっぱり、さくらちゃんにお礼がしたい』
「え……?」
『もしよければ、今度、ぼくのために時間を作ってくれないかな? さくらちゃんにどうしてもお礼がしたいんだ』
ダメかな? って言われて、
「えっと、その――……」
色々と考えているうちに、
『あんまり大したことは出来ないし、嫌だって言われたら仕方がないけれど、さくらちゃんが少しでもぼくに時間を預けてもいいって思ってくれたら、ほんの少しの間だけ、お礼をさせてほしいんだ』
シンさんの言葉が続き、あたしは少し黙って考える。
『……やっぱ、ダメかな? まぁ、畳み掛けるように言われても迷惑だよね。ごめん――』
「そんな――」
シンさんの「ごめん」って言葉に、あたしの胸はずきんとしてしまう。
「シンさんに謝られるようなこと、何もないです。あたし――」
一瞬、お店のお約束とかが頭を過ぎったけど。
「――来週の土曜日なら、バイトもお休みです」
考えるより先に、言葉が出ていた。