親友ごっこ
籠の中の小鳥

それからすぐに篠田からの嫌がらせは始まったんだ。


俺が磨郷に話かけようとすると必ず篠田が割り込んでくる。

そして、勝ち誇ったような目で見下してくる。


正直面倒なことはしたくなかった。


だからもう。
いっそのことこのままで。
磨郷が幸せならそれで
良いのかもしれない。



そうとまで考えていたから……





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