悲しみの向こうへ
姉二人は、かなりと言って良い程、おばあちゃんっ子でした。


懐かれる事が嬉しいのか、おばあちゃんは、姉二人をとても可愛いがっていました。






けれど、


私は、とてもおばあちゃんが苦手です。


本当は、おばあちゃんより、お母さんが大好きだからです。


これは、
十数年経った今でも変わりません。


お母さんとは、普通にお話したり出来たのに、


なぜか、
おばあちゃんとの距離の取り方や、喋る内容や、更には接し方までもが全然わかりません。
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